ラピッド フロー シリーズ

- ページ:
- CO101-560
版1
Rapidflow Series
高速搬送コンベヤ ラピッドフローシリーズ
●本製品を正しくお使いいただくため、ご使用の前には必ず本書をよく読み、内容 を十分理解してください。 ●また、本書は必要なときにすぐ使えるよう、いつでも取り出せる場所に大切に 保管してください。
- ▲TOP

- ページ: i
- はじめに
このたびは、コンベヤ“ラピッドフローシリーズ”をお買い上げいただき誠にありがとう ございます。 本製品は、ベルト駆動の高速搬送ローラコンベヤです。ベルトは耐摩耗性に優れ、摩擦特性が 良く伸びの少ないものを使用していますので寿命が長く運転中の音も静かです。
本製品の機能を十分に発揮し、安全に正しくお使いいただくため、ご使用の前には必ず本書をよく お読みください。
本書は以下の項目で構成されています。 • 安全上の注意事項 • 製品概要 • 運搬,設置 • 取扱方法 • 保守・点検 • 故障対応 • 構成部品 • 品質保証について
なお、本製品の保証書は本書の最終ページに記載されています。 必要事項が記入されているかを必ずご確認ください。
i
- ▲TOP

- ページ: ii
- 取扱説明書に関する注意事項
• 本製品をご使用になる前には、必ず本書をよく読んでいただき、内
容について十分に理解してください。
• 本書は必要なときにすぐ使えるよう、いつでも取り出せる場所に大
切に保管してください。
• 製品本来の使用方法および、本書で指定した使用方法を厳守してく
ださい。
• 本書の安全に関する指示に対しては、指示内容を理解した上で必ず
従ってください。
以上の指示を必ず厳守してください。 指示に従わない場合、けがや事故を引き起こすおそれがあります。
取扱説明書について
• 本書の内容は、製品の性能・機能の向上等により将来予告なしに変更することがあります。 • 本書の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。 • 本製品をご購入したお客様と、ご使用になるお客様とが異なる場合は、お使いになるお客様の手 元で本書を保管してください。 • 本書を破損、若しくは紛失した場合には、当社までお問い合わせください。 • 本書の内容について疑問点や不明点がある場合は、必ず当社までご確認ください。 〈お問い合わせ先〉 株式会社メイキコウ本社 または、最寄の当社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本書裏面に掲載されています。
※当製品をご購入のお客様が、当製品を貴社が製作する機械・装置等に組み込んで 最終ユーザ様に販売される場合は、必ず本取扱説明書を最終ユーザ様までお届け 下さいますようお願い申し上げます。
ii
- ▲TOP

- ページ: iii
- 安全に正しくお使いいただくために
警告表示について
本書では、製品を正しくお使いいただき、作業者への危害や財産への損害を未然に防止するため、 下記に示す警告表示を使用して注意を促しています。 それぞれの表示が示す内容は次のとおりです。
この表示は、取り扱いを誤った場合に、作業者が死亡または重傷を負うこと が想定される内容を示しています。
この表示は、取り扱いを誤った場合に、作業者が重傷または傷害を負うこと が想定される内容を示しています。
この表示は、取り扱いを誤った場合に、作業者が傷害を負うことが想定され る内容、および物的損害の発生することが想定される内容を示しています。
保守・点検作業の適任者について
本製品の保守・点検作業(日常点検は除く)は、お客様の安全管理責任者が任命された方、もしく はお客様の社内規定に基づいて任命されたコンベヤ取扱担当者、保守担当者が行ってください。 その他の作業者による保守・点検作業は行わないでください。
製造物責任について
当社納入品を日本国【海外の場合はその仕向国】外に移設して、自ら使用し、若しくは第三者に使 用させる場合、または、当社納入品を修理、改造して自ら使用し、若しくは第三者に使用させる場 合に、人的および物的損害に係わる製造物責任の問題が発生したときは、かかる損害が貴社への引 渡し時に有していた当社納入品の欠陥に基づいて発生したことを貴社により証明された場合を除 いて、貴社の責任と負担においてこれを解決され、当社はこの問題に係わる費用負担を免れるもの とさせていただきます。
iii
- ▲TOP

- ページ: iv
- 警告・指示事項
本製品をご使用になる前に、以下の警告・指示事項をよく読み、指示に従ってください。 疑問点や不明点がある場合、異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。 〈お問い合わせ先〉 株式会社メイキコウ本社 または、最寄の当社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本書裏面に掲載されています。
使用全般に関する注意事項
本製品をぬれた手で触らないでください。
ぬれた手で触ると感電するおそれがあります。 感電防止のためのアース工事については、 当社までご相 談ください。
運転中/停止中にかかわらず、モータの内部は触 らないでください。
感電するおそれがあります。 保守・点検等の理由により、分解が必要な場合には、当 社までご相談ください。
運転中は、絶対にキャリアローラ及び駆動ベルト を触らないでください。
高速で回転するキャリアローラや駆動ベルトに触れる と、手や指が巻き込まれてけがをするおそれがあり ます。場合によっては、重大な人身事故発生のおそ れがあります。
運転中/停止中にかかわらず、作業者の方がコン ベヤの下を通りぬける等、身体または身体の一部を 絶対にコンベヤの下の全てのスペースに入れないで ください。 また、コンベヤの下に物などを置かないようにして ください。
作業者がコンベヤの下に入ると、衣服や髪の毛、身体の 一部が駆動部、駆動ベルト等に巻き込まれ、けがをする おそれがあります。場合によっては重大な人身事故発生の おそれがあります。コンベヤを横断しなければならない 場合は、貴社にてブリッジを設置する等、作業者の方が 安全にコンベヤを横断できるようにしてください。
本製品のキャリアローラ上には乗らないでください。
キャリアローラ上は足場が不安定なため、 転倒してけが をするおそれがあります。
iv
- ▲TOP

- ページ: v
- 製品本体に貼られた警告ラベルをはがしたり、汚 さないでください。
警告ラベルが常に明確に読み取れる状態にないと、注意 喚起力が低下し、思わぬ事故につながるおそれがあります。
本製品に水・油・切り粉などをかけないでください。
水・油・切り粉などがかかると、本製品の故障や思わぬ 事故につながるおそれがあります。
キャリアローラ上に搬送物を激しく落下させないで ください。
キャリアローラに傷がつき、駆動ベルトを傷めたり キャリアローラのシャフトサポートが破損するおそれ があります。
運搬・設置時の注意事項
本製品は、クレーンで運搬してください。フォーク リフトでは運搬しないでください。
フォークリフトの運搬では、当製品はバランスを崩して フォークの爪から落下するおそれがあります。また、 コンベヤを破損させてしまう場合もありますので、 フォークリフトでは運搬しないでください。 当製品をクレーンから吊り下げている吊り具は、亀裂や 損傷および腐食のないもので、当製品の重量に耐える ものをお使いください。
※クレーンがない場合など、やむを得ずフォークリフト を使用しなければならない場合は、本取扱説明書4頁 を参照ください。
感電防止のため、D種接地を実施してください。
D種接地をしない場合は、感電のおそれがあります。
電気配線の入れ替えを含む電気工事は、一次側の 電源を遮断した後、行ってください。
一次側の電源を遮断しないと、感電するおそれがあります。
一次側電源
v
- ▲TOP

- ページ: vi
- 本製品をクレーンで運搬する場合は、必ずコンベヤ フレームを吊り、バランスをとって行ってください。
絶対にローラを吊って運搬しないでください。 ローラを吊って運搬すると、ローラが外れコンベヤが落下 します。コンベヤが落下することにより、コンベヤが破損 したり、場合によっては人身事故発生のおそれがあります。
登録電気工事業者、あるいは電気工事士の資格の有 る人が、電気配線工事を行ってください。
登録電気工事業者、あるいは電気工事士の資格の無い人が、 電気配線工事を行った場合は、感電する恐れがあります。 又、法律による処罰の対象になります。
資 格
据付の最後には電源を入れて、ローラの回転方向 を確かめてください。
ローラの回転方向がコンベヤの正規搬送方向と違う場 合は、電気配線の入れ替え工事を行い、ローラの回転 方向を直してください。搬送物をコンベヤの正規方向 とは逆の方向に搬送すると、搬送物の損傷や、コンベ ヤと連動している機械・装置の故障を引き起こすおそ れがあります。
使用環境に関する注意事項
本製品は、 ごみやほこりの無い掃除の行き届いた環境でご使用ください。
ごみやほこりのある環境で使用すると、本製品の故障や思わぬ事故につなが るおそれがあります。
本製品は、使用環境を周囲温度 0 ℃~ 40 ℃、相対 湿度 75 %以下の結露のない状態に維持してご使用 ください。
使用環境が上記の状態でない場合、 本製品が故障するお それがあります。
vi
- ▲TOP

- ページ: vii
- 本製品の近くに振動を発生させる機械や装置を設置しないでください。
振動を発生させる機械や装置を設置すると、本製品が故障するおそれがあります。
運転時の注意事項
運転中は、 本製品や搬送物に触れないでください。
搬送物が当たってけがをするおそれがあります。 また、キャリアローラおよびベルトに手や指が 巻き込まれてけがをするおそれがあります。
自動運転中の場合には、 搬送が停止していても、 本 製品や搬送物に触れないでください。
センサなどの反応により、急に運転が再開される 場合があり、キャリアローラに巻き込まれたり、 搬送物が当たってけがをするおそれがあります。
ドライブカバーを取り外した状態で本製品を 運転しないでください。
ドライブカバーのない状態で運転すると、ベルトに 巻き込まれたりしてけがをするおそれがあります。 ベルトカバーを紛失したり、破損した場合は弊社 までお問い合わせください。
1mあたりの質量が50kgを超える搬送物は、本製品 に載せないでください。
1mあたりの質量が50kgを超える搬送物を載せると、 本製品が故障する恐れがあります。
50
運転中に異音や異常な振動が発生した場合は、ただちに運転を停止し てください。
異音や異常な振動が発生した状態で運転を継続すると、本製品の故障、および 思わぬ事故につながるおそれがあります。 速やかに保守・点検事項を実施して異音や異常な振動を取り除いてください。 異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。
ⅶ
- ▲TOP

- ページ: viii
- 保守・点検時の注意事項
保守・点検作業は、運転停止後、回転個所等の温 度低下を確認してから行ってください。
運転停止直後はモータ等の回転部分が熱く、 やけどを負 うおそれがあります。
保守・点検作業は、本製品上の搬送物をすべて撤 去してから行ってください。
作業の際、 搬送物が落下し、 けがをするおそれがあります。
保守・点検作業を行う前に、必ず一次側の電源を 遮断してください。
電源を入れた状態で保守・点検作業を始めると、 感電す るおそれがあります。
一次側電源
保守・点検作業によって異常が発見された場合、異常原因が完全に排 除されるまで、本製品を運転しないでください。
異常を放置したまま本製品を使用すると、機器の破損だけでなく、思わぬ事 故につながるおそれがあります。 異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。
メンテナンスの最後には、電源を入れ寸動でロー ラの回転方向を確かめてください。
ローラの回転方向が違う場合は、当製品が損傷する恐 れがあります。ローラの回転方向が違う場合は、電気 配線の入れ替え工事を行い、正規の回転方向に直して ください。
保守・点検作業中は、第三者による電源投入を禁 止するため、その旨を明記した看板を目立つ所へ 掲げてください。
第三者によって電源投入が行われると、 作業者が本製品 へ巻き込まれたり、感電するおそれがあります。
ⅷ
- ▲TOP

- ページ: ix
- 警告ラベルについて
警告ラベルは、本製品を使用する際、常に注意を喚起するためのものです。 このため、警告ラベルが読めなくなったり、はがれたりした場合には、当社までお問い合わせ いただき、新しい警告ラベルを入手して下記の「警告ラベルの貼付位置」へ貼り付けてください。 <お問い合わせ先> 株式会社メイキコウ本社 または、最寄の当社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本書裏面に掲載されています。
なお、本製品には次の2種類の警告ラベル(注意ラベル)が貼り付けられています。
警告ラベルの表示内容
図中 番号 ラベル 区分 警告・指示事項 ラベル表示
ドライブカバーを取り外した状態で 本製品を運転しないでください。
①
警告
ドライブカバーの無い状態で運転 すると、ベルトに巻き込まれて けがをする恐れがあります。
本製品のキャリアローラ上には 乗らないでください。
②
注意
キャリアローラ上は足場が不安定 なため、転倒してけがをするおそれが あります。
警告ラベルの貼りつけ位置
(1)ストレートユニット/ RVL50, RZP50, RSA50
①機長3m以上の場合 ①機長3m以内の場合 ②両側貼付 ①機長3m以上の場合
駆動部 スタンド
(2)カーブユニット/ RVC50
①
②両側貼付
ix
- ▲TOP

- ページ: x
- 目 次
ページ
1. 製品概要 ........................................ 1
1.1 機種の区分........................................1 1.2 各機種の構造......................................2
2. 運搬.............................................3
2.1 運搬..............................................3
2.1.1 クレーンによる運搬....................................3 2.1.2 フォークリフトによる運搬..............................4
3. 設置..............................................5
3.1 設置条件..........................................5 3.2 コンベヤの設置....................................5
3.2.1 据付..................................................5 3.2.2 高さの調整...................... .....................6 3.2.3 フレームの接続........................................7 3.2.4 エアー配管(RZPのみ).................................7 3.2.5 駆動ベルトの取り付け..................................8
4. 取扱方法..........................................10
4.1 許容搬送質量について..............................11 4.2 運転の開始と終了について..........................11
5. 保守・点検.......................................12
5.1 点検..............................................13 5.2 保守要領..........................................14
5.2.1 ローラの交換..........................................14 5.2.2 駆動ベルトのテンション調整............................16 5.2.3 蛇行調整..............................................17 5.2.4 給脂..................................................18
6. 故障対応..........................................19 7. 品質保証について..................................20
ⅹ
- ▲TOP

- ページ: 1
- 1. 製品概要
1. 製品概要
1.1 機種の区分
4つの機種
本製品は、高速ライブローラフローRVL50, 高速ゼロプレッシャアキュマフローRZP50, 高速幅寄せ コンベヤRSA50, 高速カーブライブローラフローRVC50 以上計4つの機種があります。
RVL50
■許容搬送質量:最大50kg/m ■ローラ径:φ48.6×t1.4mm ■搬送速度:最高120m/min
RZP50
■許容搬送質量:最大50kg/m ■ローラ径:φ48.6×t1.4mm ■搬送速度:最高80m/min
RSA50
■許容搬送質量:最大50kg/m ■ローラ径:φ48.6×t1.4mm ■搬送速度:最高120m/min
RVC50
■許容搬送質量:最大50kg/m ■ローラ径:φ48.6×t2.0mm ■搬送速度:最高120m/min
1
- ▲TOP

- ページ: 2
- 1. 製品概要
1. 2 各機種の構造
1.2.1 RVL,RSA
平ベルト
RVL,RSAはともに、平ベルトによる駆動方式のライブ ローラコンベヤです。ローラに平ベルトを押し付けて 回転させることによりワークを搬送します。
1.2.2 RZP 平ベルト
RZPも同様に平ベルトによる駆動方式のライブローラ コンベヤです。 アキュムレート機構によりワークを貯めることが 出来ます。搬送時は平ベルトを押し付けてローラを 回転させ、アキュムレート時はエアシリンダにより 平ベルトがローラより離れ、駆動力が切り離される と同時にブレーキがキャリアローラに接触し、回転 を停止させる仕組みになっています。
ブレーキ
1.2.3 RVC Vベルト
RVCは、Vベルトによる駆動方式のカーブコンベヤです。 モータからの動力をVベルトとテーパローラとの摩擦で 伝達させることによりローラを駆動させてワークを 搬送します。
2
- ▲TOP

- ページ: 3
- 2. 運搬・設置
2. 運搬
2.1 運搬
本製品は、クレーンで運搬してください。フォー クリフトで運搬しないでください。
フォークリフトの運搬では、当製品はバランスを崩して フォークの爪から落下するおそれがあります。また、コ ンベヤを破損させてしまう場合もありますので、フォー クリフトで運搬しないでください。 当製品をクレーンから吊り下げている吊具は、亀裂や損 傷及び腐食のない物で、当製品の重量に耐えるものをお 使いください。 ※クレーンがない場合など、どうしてもフォークリフト を使用しなければならない場合は、次頁を参照ください。
2.1.1 クレーンによる運搬 吊りフックを下図のように必ずフレームに掛け、バランスをとり吊り上げてくだ さい。ローラには絶対に掛けないようにしてください。吊りフックのない場合は ロープをフレームの下にくぐらせてコンベヤを吊り上げ、運搬してください。
本製品をクレーンで運搬する場合は、必ずコンベヤ フレームを吊ってください。絶対にローラを吊って 運搬しないでください。
絶対にローラを吊って運搬しないでください。 ローラを吊って運搬すると、ローラが外れコンベヤが落下 します。コンベヤが落下することにより、コンベヤが破損 したり、場合によっては人身事故発生のおそれがあります。
3
- ▲TOP

- ページ: 4
- 2. 運搬・設置
2.1.2 フォークリフトによる運搬 貴社にクレーンがない等、やむを得ずフォークリフトで運搬しなければならない場合は、 下記の注意事項を必ず守って行ってください。
毛布等の緩衝材
右図のように、必ずフォークリフトの爪の上 にフレームを載せ、バランスをとり運搬して ください。 その際、フレームを傷つける恐れがあります ので、フレームとフォークリフトの爪の間には 必ず毛布等の緩衝材を挟み込んでください。
本機をフォークリフトで運搬する場合は必ず、毛布等の緩衝材を使い、 フレームをフォークリフトの爪で受ける形で行ってください。 また、下記の点に注意して運搬してください。
・フォークリフトを急激に上昇させないでください。フレームを傷つける恐れ があります。 ・本製品のスタンドをフォークリフトの爪の上に載せて運ばないでください。 ・コンベヤをフォークリフトに載せる際、センサ等の配線をフォークの先端で 引っ掛けたり、フレームとフォークの爪の間にはさんだりしないよう注意し てください。
4
- ▲TOP

- ページ: 5
- 3. 設置
3.3.1. 設置
3.1 設置条件
本製品は、以下の条件を満たす場所に設置してください。 •屋内の雨水等がかからない乾燥した場所 (雰囲気温度0℃~40℃、相対湿度75%以下の範囲で結露がない場所) •できるだけ水平で強固な場所 •本製品は、ごみやほこりの無い掃除の行き届いた環境でご使用ください。 ごみやほこりのある環境で使用すると、本製品の故障や思わぬ事故につながるおそれがあります。 •本製品の近くに振動を発生させる機械や装置を設置しないでください。 振動を発生させる機械や装置を設置すると、本製品が故障するおそれがあります。 •据付場所には、メンテナンスできる場所を確保下さい。 メンテナンスが行き届かないと本製品の耐用期間が短くなる恐れが有ります。 •腐食性のガス*や塵芥を含まない清浄な場所 (防爆構造*ではありませんので、爆発の危険性のある場所では使用できません。)
※ 腐食性のガス:金属・木材・ガラスなどを変質・破壊するガスの総称。塩素系ガスなど。 ※ 防爆構造:モータ等による火花が外部に影響を与えないように設計された構造。または、不慮の事故によ る爆発の際、破片の散乱を最小限に抑えるよう設計された構造。
3.2 コンベヤの設置
3.2.1 据付
1
発送用仮スタンドが取り付けられている場合は、正式スタンドに取り替えてください。 クレーン等でコンベヤフレームを吊り上げ、仮スタンドを取り外し、正式スタンドをコンベヤ フレーム下面に取り付けてください。
取替え
仮スタンド 正式スタンド
※正式スタンドと取り付けボルトはコンベヤと同送しています。
2
水準器等を用い水平度を出し、傾きをなくしてください。
水平
水平
5
- ▲TOP

- ページ: 6
- 3. 設置
3
下げ振り等を用い直進度を出し、まっすぐにします。 (蛇行の原因になりますので特に注意してください)
<コンベヤ上面> ズレなし
3.2.2 高さの調整
1
スタンドのアジャストスクリュのロックナットを緩めます。
ロックナット
2
ジャッキナットを締めることによりスタンドを押し上げ、 希望の位置でロックナットを締めて完了です。
ロックナット
ジャッキナット
※アジャストスクリュの調整量は±40mmですが、設置面等が悪く調整量不足の場合は、 ライナ等を用いて調整を行ってください。
6
- ▲TOP

- ページ: 7
- 3. 設置
3.2.3 フレームの接続
・機長等の関係でコンベヤを連結した状態での出荷が不可能な場合、お客様側にてコンベヤを 連結していただく必要があります。そのような場合には、下記の手順に従って連結してください。
溝 フレームジョイント 溝
1
接続させるコンベヤのフレームどうしを高さおよ び幅についてズレがないように合わせてください。 両フレームの側面にある2本の溝が、コンベヤ どうし合っていることを確認してください。 合わない場合は、スタンドのアジャストボルトで 調整するなどして合わせてください。 コンベヤフレームに付いている鉄製の"フレームジョイント"の 4つボルトをフレームジョイントがフレームの溝を移動できる 程度緩めてください。 "フレームジョイント"のボルトを外さないように、少しずつ4つのボルトを 緩めてください。"フレームジョイント"は、各コンベヤにフレームの片側 1箇所ずつ、合計2枚が標準で付いています。
2
3
"フレームジョイント"をフレーム接合位置まで移動させ、4つの ボルトをしっかり締めてコンベヤどうしを固定してください。
スライド
"フレームジョイント"のほぼ中央をフレーム接合位置に 合わせてからボルトを締めてください。
→
3.2.4
エアー配管(RZPのみ)
電気制御線 ハーネスサポート(スチール製の板)
接続
フレーム
接続
コネクタ
結束バンド ワンタッチ継手
エアーチューブ
1
エアーチューブをワンタッチ継手に接続してエア配管をする。 エアー配管は下流側から出ているエアーチューブを上流側にあるワンタッチ継手 へ接続します。チューブのゆるみはハーネスサポートに結束バンド等で固定して ください。
2
電気制御のある場合は端のコネクタを接続します。 電線のゆるみはハーネスサポート(W16×t4.5)に結束バンド等で固定してください。
※エアー圧力は0.2MPaが基準です。圧力が高過ぎたり低過ぎたりすると駆動ベルトやブレーキの寿命が短くなったり、 配管からエアーが漏れやすくなります。また、搬送物の駆動停止にも影響しますのでご注意ください。
7
- ▲TOP

- ページ: 8
- 3. 設置
3.2.5 駆動ベルトの取り付け 駆動部の付いているコンベヤにベルトが下図の通りに取り付けてあります。 コンベヤの接続終了後、下記の手順に従い下流のコンベヤにベルトを通しください。
ベルト
1
駆動部
巻いてあるベルトを一旦引き伸ばします。
2
ベルトをコンベヤ下方へたぐり寄せ、端までもっていきます。
※ベルトが長い場合、ねじれた状態で組み付けてしまうおそれがありますのでご注意ください。
3
ベルトをローラとプレッシャプーリの間およびリターンプーリの上に通します。
ローラ
プレッシャプーリ <断面図> ローラ ベルト
プレッシャプーリ リターンプーリ
ベルト ベルト リターンプーリ
8
- ▲TOP

- ページ: 9
- 3. 設置
4
ベルトを通してゆき、コンベヤの端に達したら、ドリブンプーリを取り外します。
コンベヤの端まで達したら、ドリブンプーリにベルトを掛けます。その際、ドリブンプーリを とめているナットをゆるめ、ボルトを抜き、ドリブンプーリを取り外します。
ボルト ドリブンプーリ
ドリブンプーリを とめているナット
5
ベルトを掛け、再びドリブンプーリを取り付けます。
ベルト ドリブンプーリ
6
ベルトのテンションを調整します。 ※テンション調整手順につきましては、“5.2.2 駆動ベルトのテンション調整”を参照ください。
7
ベルトの蛇行調整をして完了です。 ※ベルトの蛇行調整手順につきましては、“5.2.3 蛇行調整”を参照ください。
9
- ▲TOP

- ページ: 10
- 4. 取扱方法
4. 取扱方法
運転中は、絶対にキャリアローラおよび駆動 ベルトを触らないでください。
高速で回転するキャリアローラや駆動ベルトに触る と、手や指が巻き込まれてけがをするおそれがあり ます。場合によっては、重大な人身事故発生のおそ れがあります。
運転中/停止中にかかわらず、作業者の方がコン ベヤの下を通りぬける等、身体または身体の一部を 絶対にコンベヤの下の全てのスペースに入れないで ください。 また、コンベヤの下に物などを置かないようにして ください。
作業者がコンベヤの下に入ると、衣服や髪の毛、身体の 一部が駆動ベルト等に巻き込まれ、けがをするおそれが あります。場合によっては重大な人身事故発生のおそれ があります。コンベヤを横断しなければならない場合は、 貴社にてブリッジを設置する等、作業者の方が安全にコ ンベヤを横断できるようにしてください。
本製品をぬれた手で触らないでください。
ぬれた手で触ると感電するおそれがあります。 感電防止のためのアース工事については、 当社までご相 談ください。
• 本製品のキャリアローラ上には乗らないでください。 キャリアローラ上は足場が不安定なため、転倒してけがをするおそれ があります。 • 自動運転中の場合には、搬送が停止していても、本製品や搬送物に センサなどの反応により、急に運転が再開される場合があり、キャリアロ ーラに巻き込まれたり、搬送物が当たってけがをするおそれがあります。
触れないでください。
10
- ▲TOP

- ページ: 11
- 4. 取扱方法
• ドライブカバーを取り外した状態で、本製品を運転しないでくださ
い。
ドライブカバーが無い状態で運転すると、駆動ベルトに巻き込まれたりし てけがをするおそれがあります。ドライブカバーを紛失したり、破損した 場合は、当社までお問い合わせください。 • 製品本体に貼られた警告ラベルをはがしたり、汚さないでください。 警告ラベルが常に明確に読み取れる状態にないと、注意喚起力が低下し、思 わぬ事故につながるおそれがあります。
• 本製品に水・油・切粉などをかけないでください。 水・油・切粉などがかかると、本製品の故障や思わぬ事故につながるおそれ があります。 • 運転中に異音や異常な振動が発生した場合は、ただちに運転を停止
してください。
異音や異常な振動が発生した状態で運転を継続すると、本製品の故障、およ び思わぬ事故につながるおそれがあります。速やかに保守・点検事項を実施 して異音や異常な振動を取り除いてください。異常が取り除けない場合は、 当社までお問い合わせください。
4.1 許容搬送質量について
1m 当たりの荷重が 50kg を超える搬送物は、本 製品に載せないでください。
1m当たりの荷重が 50kg を超える搬送物を載せると、 本製品が故障するおそれがあります。 ・許容搬送質量50kg/mは目安です。搬送物の底面の 材質により、50kg/mの搬送ができない場合がありま す。搬送物の底面の材質が鉄や樹脂,木などかたい 場合は特にご注意願います。
4.2 運転の開始と終了について
本製品の運転開始と終了は、通常一次側電源の ON /OFFによって行います。 設備により、二次側電源によって運転の制御を行う場合があります。 詳しくは施工に関するお客様の設備担当者にご確認ください。
11
- ▲TOP

- ページ: 12
- 5. 保守・点検
5. 保守・点検
本製品を長く、安全にお使いいただくために、日常点検および定期点検を行ってください。
保守・点検作業を行う前に、必ず一次側の電源を遮断してください。
電源を入れた状態で保守・点検作業を始めると、感電するおそれがあります。
保守・点検作業は、運転停止後、回転個所等の温度低下を確認して から行ってください。
運転停止直後はモータ等の回転部分が熱く、やけどを負うおそれがあります。
保守・点検作業は、本製品上の搬送物をすべて撤去してから行って ください。
作業の際、搬送物が落下し、けがをするおそれがあります。
保守・点検作業中は、第三者による電源投入を禁止するため、その 旨を明記した看板を目立つ所へ掲げてください。
第三者によって電源投入が行われると、作業者が本製品へ巻き込まれたり、 感電するおそれがあります。
保守・点検作業によって異常が発見された場合、原因が完全に排除 されるまで、本製品を運転しないでください。
異常を放置したまま本製品を使用すると、機器の破損だけでなく、思わぬ 事故につながるおそれがあります。 異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。
保守・点検作業を行う場合には、はじめに以下の事項を実施し、安全を確認後、作業を開始してく ださい。 • 機械に巻き込まれにくい服装を着用してください。 • つまづきや転倒を防止するため、作業区域周辺の清掃や整理整頓をしてください。 • 保守・点検中であることを明示した看板等を目立つ所に掛けてください。 • 本製品上の搬送物は、すべて撤去してください。 • 必要時以外は、一次側の電源を切ってください。
12
- ▲TOP

- ページ: 13
- 5. 保守・点検
5.1 点検
保守 ・ 点検作業を行う際には、 必ず電源を遮断 してください。
一次側電源
電源を投入した状態で保守点検作業を行うと、 コンベヤ が誤作動し、 回転部に巻き込まれ重大な人身事故につな がるおそれがあります。 また、 感電の恐れがあります。
保守・点検作業中は、第三者による電源投入を禁 止するため、その旨を明記した看板を目立つ所へ 掲げてください。
第三者によって電源投入が行われると、 作業者が本製品 へ巻き込まれたり、感電するおそれがあります。
■点検要領(RVL・RZP・RSA)
No. 点検個所名 点検項目 ・軸心の曲がり、振動の有無 ① キャリアローラ ・回転状態(転がり具合) ・表面の異物付着の有無 ・表面の磨耗・損傷の有無 ② 駆動ベルト ・たるみの有無 ・損傷・汚れ・磨耗の有無 ・極端な蛇行 ・回転状態 ・表面の異物付着の有無 ・表面の磨耗・損傷の有無 ・異常音・振動・発熱の有無 ④ 各部軸受 ・取付ボルトのゆるみ 目視・手触・聴音 点検要領 目視 目視・手触 目視 目視 目視・手触 目視 目視 目視・聴音 目視 目視
③
プーリ
⑤
モータ
・異常音、発熱の有無 目視・手触・聴音 目視 ・油漏れの有無 ・温度の上昇(表面温度60℃) 手触・温度計 ・取付ボルトのゆるみ 目視・手触 ・取付ボルトのゆるみ 目視・手触 目視 目視 目視 聴音
⑥
センサ
・光軸の確認 ・レンズの汚れ
⑦
外観全体
・形状変化の有無 ・異常音の有無
13
- ▲TOP

- ページ: 14
- 5. 保守・点検
5.2 保守要領
• 保守・点検作業を行う前に、必ず一次側の電源を遮断してください。 電源を入れた状態で保守・点検作業を始めると、感電するおそれがあります。 • 保守・点検作業は、運転停止後、回転個所等の温度低下を確認してか
ら行ってください。
運転停止直後はモータ等の回転部分が熱く、やけどを負うおそれがあります。
保守・点検作業中は、第三者による電源投入を禁止するため、その旨 を明記した看板を目立つ所へ掲げてください。
第三者によって電源投入が行われると、作業者が本製品へ巻き込まれたり、感 電するおそれがあります。
5.2.1 ローラの交換
1
フレームカバー取付ビスを外します。
フレームカバー取付ビス ローラ フレームカバー
2
フレームカバーを矢印の方向にスライドさせ、上へ持ち上げて外します。
フレームカバー 持ち上げる スライド
ローラ
14
- ▲TOP

- ページ: 15
- 5. 保守・点検
3
そのままローラを持ち上げて外します。
持ち上げる
4
新しいローラを用意し、外したローラと同じ位置にはめ込みます。一方のシャフトを片側の シャフトサポート溝に押し込み、続いて反対側のシャフトサポート溝にシャフトを合わせ、 ローラを軽く叩いてはめます。このときシャフトは必ずシャフトサポートの六角溝に入れます。
シャフト
シャフトサポート
六角溝
5
「2」の作業で外したフレームカバーを再び取り付けて完了です。
※フレームカバーは現合加工しており他のカバーを取り付けることができないので、 必ず外したカバーを取り付けてください。
15
- ▲TOP

- ページ: 16
- 5. 保守・点検
5.2.2 駆動ベルトのテンション調整
1
駆動部のドライブカバーを外し、ベルトが正常にプーリに通っているか確認し、 テンションブラケットの取付ボルトをゆるめる。
テンションブラケットの取付ボルト
プーリ
ドライブカバー
2
駆動部の裏側にある、テンションボルトのロックナットをゆるめる。
テンションボルト テンションボルトのロックナット
3
テンションボルトを時計回りに回すことによってベルトを張ってゆきます。
ベルトに矢印で1000mm間隔(新品時)で下図のようなマークがついており、ベルトを張ることによって ベルトが伸び、矢印から矢印までの間隔が広がってゆきます。その間隔が1013mmになったところで テンションボルトのロックナットを締め、“1”の作業で緩めたテンションブラケットの取付ボルト を締めます。以上でベルトテンション調整作業は完了です。
1013mm
16
- ▲TOP

- ページ: 17
- 5. 保守・点検
5.2.3 蛇行調整
1
ドリブンプーリブラケットのロックボルトをゆるめます。
ロックボルト
2
蛇行調整用ジャッキボルトのロックナットをゆるめ、ジャッキボルトをどちらかにまわし てベルト位置を調整します。
蛇行調整用ジャッキボルト
ロックナット
※ベルトの位置がドリブンプーリの中心 にくるようにしてください。
ベルト
ドリブンプーリ
17
- ▲TOP

- ページ: 18
- 5. 保守・点検
3
調整終了後、蛇行調整用ジャッキボルトのロックナットおよびドリブンプーリブラケットの ロックボルトを締めて完了です。
ロックボルト
ロックナット
5.2.4 給脂 給脂作業を行う際には、 必ず電源を遮断 してください。
一次側電源
電源を投入した状態で給油作業を行うと、 コンベヤ が誤作動し、 回転部に巻き込まれ重大な人身事故に つながるおそれがあります。 また、 感電の恐れがあります。
給脂作業中は、 第三者による電源投入を禁止する ため、 その旨を明記した看板を目立つところに 掲げてください。
第三者によって電源投入が行われると、 作業者がコン ベヤに巻き込まれたり、 感電するおそれがあります。
■給脂要領
給脂対象 モータ 使用油脂 ・モータに付属の取説を 参照ください。 給脂方法 グリースガン
18
- ▲TOP

- ページ: 19
- 6. 故障対応
6. 故障対応
故障と思われる現象が発生した場合は、直ちに本製品の使用を中止してください。 故障と思われる場合の想定される原因および対策を下表に示します。 故障対応の際の参考としてください。
• 運転中に異音や異常な振動が発生した場合は、ただちに運転を停止 してください。
異音や異常な振動が発生した状態で運転を継続すると、本製品の故障、お よび思わぬ事故につながるおそれがあります。 速やかに保守・点検事項を実施して異音や異常な振動を取り除いてくださ い。異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。
• 保守・点検作業によって異常が発見された場合、異常原因が完全に 排除されるまで、本製品を運転しないでください。
異常を放置したまま本製品を使用すると、機器の破損だけでなく、思わぬ 事故につながるおそれがあります。 異常が取り除けない場合は、当社までお問い合わせください。 〈お問い合わせ先〉 株式会社メイキコウ本社 または、最寄の弊社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本取扱説明書裏面に掲載されています。 下表で●印の付いた対策は、お客さま自身では絶対に行わないでください。 対策の実施については、弊社までお問い合わせください。 なお、△印の付いた対策は、お客様の安全管理責任者が任命された方、もしくはお客様の社内規定 に基づいて任命されたコンベヤ取扱担当者、保守担当者が行ってください。 その他の作業者は行わないでください。
現象 原因 キャリアローラが回ら 電源が入っていない。 ヒューズが切れている。 ない サーマルリレーが作動している。 配線に異常がある。 ベルトが切れている ベルトがゆるんでいる モータが故障している。 搬送状態の異常 キャリアローラが磨耗している。 キャリアローラが変形している。 キャリアローラが損傷している。 ローラシャフトが変形している。 ローラ面のレベルが出ていない。 対策 ○電源を入れる ●ヒューズを交換する。 ●過負荷の原因を取り除いてサーマルを復帰させる。 ●配線を点検し、異常を排除する。 ●ベルトを交換する ●ベルトテンションを調整する。
(5.2.2 駆動ベルトのテンション調整 参照)
●モータを交換する。
(5.2.1 △キャリアローラを交換する。 (5.2.1 △キャリアローラを交換する。 ローラの交換 参照) ローラの交換 参照)
(5.2.1 ローラの交換 参照) △キャリアローラを交換する。 (5.2.1 △ローラシャフトを交換する。 ローラの交換 参照)
△両側のスタンド高さが均等になるよう、スタンドの ジャッキボルトを調整し、ローラ面のレベルを出す。
(3.2.2 高さの調整 参照)
コンベヤフレームが変形している。 ●コンベヤフレームを交換する。 センサーの破損 センサーの光軸ズレ、レンズの汚れ エアーの圧力低下(RZPのみ) ●センサーを交換する。 ●清掃・調整 ●調整
19
- ▲TOP

- ページ: 20
- 8. 品質保証について
8. 品質保証について
お買い上げいただいたコンベヤを安心してお使いいただくため、以下のとおり品質を保証 いたします。 但し、当該製品に起因する周辺機器や装置類の損害に対してはその責を負いません。
保証書
お買い上げ頂ました弊社製造のコンベヤについて下記の保証をいたします。
1. 保 証 期 間 2. 保 証 内 容
通常の取扱において、万一保証期間内に故障が生じ、弊社がその欠陥を 認めた場合、無償で修理いたします。 但し、日本国内においてのみ適用されます。 保証期間はコンベヤを納入した日(保証書の発行日)から1ヶ年とします。
3. 適 用 除 外
(1)誤った使用により生じた故障。 (2)お客様での改造や、ご使用になられる方の責に帰する故障と認められる場合。 (3)火災や天災などが原因となる故障。 (4)事故によって生じたものと認められる故障。 (5)本保証書の提示がない場合。 (6)本保証書に納入日の記入がない場合。 (7)本保証書が改ざん、あるいは偽造されたものと認められた場合。 保証期間内でも、上記7項のいずれかに該当する場合は、修理に関わる全ての 費用を申し受けます。
型 式 機 番 納 入 日 保証期間 検査責任者 お買上先名
〒470-1111 愛知県豊明市大久伝町東180 電話 (0562) 92‐7111(代表)
年 月 日 納入日(上記期日)より 1 年間
20
- ▲TOP