メイキコウ

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コンベア90度方向転換装置(コンベア直角方向転換)について
(ダイバーター、ターンテーブル、コンベア搬送システム)

昇降装置を用いたコンベア90方向転換装置とは

コンベア搬送システムにおいて搬送物を90度方向転換(直角方向転換)する場合があります。
テーパーローラを用いたカーブ ローラ コンベアで90度方向転換する方法もありますが、カーブ ローラ コンベアは直角方向転換部に設置スペースの面積を多く取る必要があります。これに対して直角方向転換部にカーブローラコンベアを設置するスペースがない場合や省スペースが必要な場合は、昇降装置を用いたコンベア90方向転換装置(コンベア直角方向転換装置)を採用します。

カーブコンベア(テーパーローラコンベア)

カーブコンベア(テーパーローラコンベア) カーブコンベア(テーパーローラコンベア)

昇降装置を用いたパレット荷90度方向転換(ダイバーター)

コンベヤの高低差を利用して90度方向転換します。メイキコウは、昇降部分にカムダイバータがあります。

ダイバータ

コンベア90度方向転換装置(コンベヤ直角方向転換装置)は、基本的には搬送物を1個ずつ方向転換搬送しますが、これに対してカーブローラコンベアは、連続搬送ができるためケース搬送には適しています。パレット搬送においては、カーブローラコンベアの場合積荷の荷崩れや直角方向転換部にカーブローラコンベアを設置するスペースが多く必要な為、1mを超える幅のテーパーローラは強度の低下と製作が難しい為、90度方向転換をお奨めします。(パレット搬送については、「パレットの種類とコンベア搬送について」ページを参照 )

コンベア90度方向転換装置(コンベア 直角方向転換装置)

コンベヤの高低差を利用し、昇降装置(カムダイバータ、シザーリフト)にコンベヤを搭載して90度方向転換する方法。

コンベア90度方向転換装置(コンベア 直角方向転換装置)

・動画はこちらをご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=Q7SHfPuRP1A

・詳細はカムダイバータのページを参照ください
https://www.meikikou.co.jp/scissor_lifts/cam_diverter.html

ロープレッシャータイプのアキュムレーティング コンベア

ケース搬送の場合でコンベア90度方向転換部(コンベア 直角方向転換装部)の一部のローラのコンベヤ速度を高速にして搬送物を飛び込ませる方法もあります。(ローラにはモータ内蔵のローラを採用します)高速で90度方向転換したい場合に採用します。コンベヤに高低差を設ける必要はありません。

・動画はこちらをご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=Xt5RbXbWwts

ターンテーブルを用いたコンベア90度方向転換装置(コンベア 直角方向転換装置)

※搬送物の搬送方向を変えたくない場合90度方向転換部(直角方向転換)にターンテーブルを採用してください。

ターンテーブル

ターンテーブルの種類

自動式ターンテーブル 手動式ターンテーブル