エポック NRライブローラー フロー/ENR

- ページ: 12
- 4. 取扱方法
4.2 運転の開始と終了について
本製品の運転開始と終了は、通常一次側電源の ON /OFFによって行います。 設備により、二次側電源によって運転の制御を行う場合があります。 詳しくは施工に関するお客様の設備担当者にご確認ください。
4.3 搬送速度について
本製品の搬送速度は、出荷時に固定されています。 搬送速度の変更・調整をご希望される場合は、当社までご連絡ください。 搬送速度は、10m/min~50m/minの範囲で使用可能です。
4.4 ENR50のアキュムレーティング機構と 接線力の調整について
ENR50-Aは外観上、ENR50-SD,SM,SSと同じですが、駆動力を伝達するリンクベルト部にフリクション タイプのアキュムレーティング機構を採用していますので、コンベヤ上で搬送物を貯めることが可能です。
・駆動力の伝達:連続して回転するドライブシャフトの駆動力は、回転方向に回り止めされたトルクリングに 伝えられます。次にトルクリングの回転力は記号(a)の摩擦面を介してフリクション プーリ に伝えられ、その回転力はリンクベルトによってキャリアローラに搬送力として伝達されます。 ・接線力の調整:搬送力は記号(a)の摩擦面を押しつける力の大きさにより変化します。これはスプリング 調整リンクを回すことにより、スプリングの押付力を変化させ3種類(H・M・L)のローラ接線 力を調整することができます。 ・アキュムレーティング構造:アキュムレーティング時は、記号(a)部に取付けたF.A.P.(フリクション アキュム レーティング プレート)の接触面がスリップします。
12
- ▲TOP