エポック NRライブローラー フロー/ENR

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- 5. 保守・点検
5.2.2 リンクベルトの交換
リンクベルトの交換作業を行う前に、必ず一次側の 電源を遮断してください。
電源を入れた状態でリンクベルトの交換作業を始めると、 危険です。場合によっては、重大な人身事故発生のおそ れがあります。
リンクベルトが緩んできたり、損傷・汚れがひどい場合には、予備のリン クベルトと交換します。基本的に予備のリンクベルトは、ドライブシャフ トのベアリングユニット間に1個付けて出荷しています。リンクベルトを交 換する前に、予備のリンクベルトが付いている箇所を確認してください。 予備のリンクベルトが付いていない場合は、別途リンクベルトを用意し、 本書21頁の「(3)予備のリンクベルトが付いていない場合」の手順に従っ てリンクベルトを交換してください。 交換用リンクベルトについては、当社までお問い合わせください。 〈お問い合わせ先〉
予備のリンクベルトは、図のよ うにインシュロックでドライブシ ャフトに固定されてます。
株式会社メイキコウ本社 または、最寄の当社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本書裏面に掲載されています。 リンクベルトの交換手順は、以下のとおりです。
(1)フレームカバーの取り外し
リンクベルトを交換するためには、フレームカバーを取り外す必要があります。 フレームカバーの取り外し方法は、ストレート系ユニットとカーブ系ユニットでは異なりますので、 下記要領を参照してください ストレート系ユニットの場合 右図のようにフレームカバーに指をかけて手前に引き 上げてください。 カーブ系ユニットの場合 カーブ系ユニットのフレームカバーは、ボルトによって固定されてます。 下図のように、ボルトを外してからカバーを外してください。
(2)予備のリンクベルトが付いている場合のリンクベルトの交換方法
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予備のリンクベルトを交換する キャリアローラまで 移動させます。 既設リンクベルトが予備リンクベルト通過の妨げ となる場合は、該当のリンクベルトを丸プーリか ら外してください。(または、予備のリンクベル リンクベルト トの通過の妨げになる既設のリンクベルトと丸プ ーリの間を予備のリンクベルトを通して、強制的 丸プーリ に引っぱることで通過させることもできます。) 予備リンクベルト通過後、外したリンクベルトは 元に戻してください。 交換する既設リンクベルトをニッパなどで切り、 取り外します。
キャリアローラ ローラシャフト
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カラー ドライブシャフト
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