メイキコウ

シザーリフト とは

シザーリフトとは

シザーリフトとは シザーリフトとは

シザーリフトとはテーブルリフト、テーブルリフター、リフトテーブルとも呼ばれていますが、テーブルがパンタアーム (X字状アーム) を介して水平に昇降する装置です。パンタアーム間に設置されているシリンダの推力により、パンタアームを開閉してテーブルを昇降させます。

豆知識
テーブルリフトのパンタアームの形状が 『はさみ』SCISSORSに似ていることから
シザーリフトと呼ばれているのが一般的です。メイキコウはこの欧米流の呼称シザーリフトを商標登録しています。

シザーリフトの構造的特徴(特長)

シザーリフトの構造的特長

昇降機あるいは、昇降装置とよばれるものは数多くありますが、このパンタグラフ式昇降装置 シザーリフト の構造的特長は、その形状が非常にコンパクトであることとシンプルな構造です。これは、ユーザの皆様から昇降装置に対する要求事項として『テーブルの上昇位置を出来るかぎり高く、そして同時に下降位置(収縮時の高さ)をできるだけ低くする』があり、この要求を満たす機構を備えている昇降装置がシザーリフトです。 昇降距離 (ストローク) に応じてパンタアームを1段から2段、3段と積み重ねて高い上昇位置を確保できることも特長の一つです。

シザーリフトの基本的用途(どのように使われているのか)

シザーリフトは、様々な用途でお使い頂いておりますが、人が持ち上げることができない重量物の昇降や作業のための高さ調整を目的にした使い方が主な用途です。基本用途をご紹介します。

  • 作業台のイラスト

    作業台

  • 高所作業台のイラスト

    高所作業台

  • 段積み・段バラシのイラスト

    段積み・段バラシ

  • 段差解消・方向転換のイラスト

    段差解消・方向転換

※シザーリフトは、この四つの用途をベースに実に多様な用途で使われています。上の用途以外にも様々なシザーリフトの用途を紹介しております。詳しくは 『用途(使い方)から選定』 のページを参照してください。

シザーリフトをエレベーターとして、建物の段差を解消する目的で使用することをお考えの方へ
弊社シザーリフトはエレベーター(昇降機)として使用することはできません。詳しくはこちらから

油圧式と電動式の違い

油圧シリンダ式
油圧シリンダ式
ポンプを用いて高圧の作動油をシリンダに送り込み、シリンダの推力によってテーブルを昇降させます。テーブルを下降させる時は、電磁弁を開放し、シリンダ内の作動油を抜きテーブル上のワークの質量やテーブル自体の質量で下降します。

油圧式の特長(特徴)

廉価コンパクト構造 (収縮時高さが低い・テーブルの幅狭仕様)
電動スクリューシリンダ式
電動スクリューシリンダ式
ボールネジをモータで回転させ、ナットを移動させる。このナットの移動によりテーブルを昇降させます。作動油を使用していないので油漏れの心配がなく清潔で、シザーリフト本体を上昇させたまま長時間放置しても自然下降しません。また、低騒音、高い停止精度など油圧式にはない優れた特長をもっています。

電動式の特長(特徴)

清潔自然下降ゼロ
それぞれのシザーリフトについて更に詳しい内容を知りたい方へ
『電動式シザーリフトのご紹介』 『油圧式シザーリフトのご紹介』