エポック NRライブローラー フロー/ENR

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- 3. 設置
3.3.1. 設置
3.1 設置条件
本製品は、以下の条件を満たす場所に設置してください。 •屋内の雨水等がかからない乾燥した場所 (雰囲気温度0℃~40℃、相対湿度75%以下の範囲で結露がない場所) •できるだけ水平で強固な場所 •本製品は、ごみやほこりの無い掃除の行き届いた環境でご使用ください。 ごみやほこりのある環境で使用すると、本製品の故障や思わぬ事故につながるおそれがあります。 •本製品の近くに振動を発生させる機械や装置を設置しないでください。 振動を発生させる機械や装置を設置すると、本製品が故障するおそれがあります。 •据付場所には、メンテナンスできる場所を確保下さい。 メンテナンスが行き届かないと本製品の耐用期間が短くなる恐れが有ります。 •腐食性のガス*や塵芥を含まない清浄な場所 (防爆構造*ではありませんので、爆発の危険性のある場所では使用できません。)
※ 腐食性のガス:金属・木材・ガラスなどを変質・破壊するガスの総称。塩素系ガスなど。 ※ 防爆構造:モータ等による火花が外部に影響を与えないように設計された構造。または、不慮の事故によ る爆発の際、破片の散乱を最小限に抑えるよう設計された構造。
3.2 各種コンベヤ(ユニット)の接続要領
ENR50の各種コンベヤ(ユニット)を接続させてコンベヤラインを作る方法を説明します。
3.2.1 コンベヤ(ユニット)のフレームの接続方法
溝
フレームジョイント
溝
1
接続させるコンベヤのフレームどうしを高さおよ び幅についてズレがないように合わせてください。 ドライブシャフト 両フレームの側面にある2本の溝が、コンベヤ どうし合っていることを確認してください。 合わない場合は、スタンドのアジャストボルトで 調整するなどして合わせてください。 コンベヤフレームに付いている樹脂製の"フレームジョイント"の 4つボルトをフレームジョイントがフレームの溝を移動できる 程度緩めてください。 "フレームジョイント"のボルトを外さないように、少しずつ4つのボルトを 緩めてください。"フレームジョイント"は、各コンベヤにフレームの片側 1箇所ずつ、合計2枚が標準で付いています。
ドライブ スプロケット
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3
"フレームジョイント"をフレーム接合位置まで移動させ、4つの ボルトをしっかり締めてコンベヤどうしを固定してください。 "フレームジョイント"のほぼ中央をフレーム接合位置に 合わせてからボルトを締めてください。
カーブコンベヤの両端に取付けてある端面カバーは絶対に外さな いでください。この端面カバーはコンベヤのフレームを固定する 役割をしています。
カーブコンベヤの両端に取付けてある端面カバーを外しますと、コンベヤの機 幅寸法(フレーム間の幅寸法)にくるいが生じ、コンベヤの強度も落ちますの で絶対に外さないでください。ストレートユニット等、他のコンベヤと接続す る際は、下図のように、このカバーが付いた状態で接続してください。
カーブユニット用 端面カバー
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