重力をコントロールし続けて、
培った技術力。
地球上にいる限り、
私達は「重力」と共に生きる。
メイキコウは1955年
「名古屋機工株式会社」として創業、
当時は、航空機の部品などを製作する
下請け会社だった。
経営状況が良くない中、
窮地を救うべく、
人望が厚く親しまれていた
仲野寿高が取締役に就任。
「どうやったら、
もっと世の中で必要とされるのか?」
「どうやったら、社員にもっと
良い手当てを与えられるのか?」
仲野は、考え続けた。
「これからきっと日本経済は良くなっていく。
すると、モノづくり産業が急成長するだろう。
モノづくりをする際に、
運ぶ(つなぐ)機械はずっと必要とされる。」
そう確信し、
重力(グラビティ)を活かした、
駆動源を持たない「グラビティコンベヤ」の
開発に着手し、メーカーとなった。
これがメイキコウの始まりである。
![グラビティコンベヤの開発](common/image/history/history02.jpg)
その後、様々な「はこび」にチャレンジし
技術力を培い、
難易度の高いハンドリング
装置なども製作している。
まだメーカーになっていない、
小さな会社から生まれた「想い」は、
ものづくり産業の中で、
なくてはならない存在へと形を変えた。
決して目立つ存在ではない。
しかし
地球上にいる限り、私たちの製品は必要だ。