
PROFILE
製造部 リフトグループ
- 出身学部・学科
- 機械学科
- 仕事
- リフトを造っています!
- 趣味
- マンガを読むことが好きです。
「プラハンマー!」
Q.どんな仕事をしていますか?
鉄の部品を1つ1つ溶接し、リフトを平面から立体へ造り上げます。
私は「製缶」という、リフトを「仮溶接・本溶接・缶組(組立)」する班に所属しており、今その班の中で主に「仮溶接」をしています。仮溶接というのは、リフトの原形を造る工程で、後工程に影響する非常に大切な役割です。私は主に特注品を担当しているのですが、平面の部品を溶接して立体になった大型のリフトを見ると達成感を感じる事ができます。
また、自分の仕事を確認するために溶接後に全体を見渡した時、一定の間隔でビード(※2)を溶接できていると「よし!」と思います。
(※2 ビード…1回の溶接操作によって作られた溶接金属(溶接部の一部で、溶接中に溶融凝固した金属)のこと。)
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溶接中
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仮溶接した部分
Q.仕事で一番大変だった事と、
一番嬉しかった事は?
嬉しかった事は、工夫して製作時間が早くなった事!
大変だったことは、夏の暑い時期に溶接をした期間です。水分補給と塩飴をなめてこの暑い夏を乗り切ることができました!また溶接は一度付けたら固まって修正できないので、失敗すると溶接を剥がしてやり直さなくてはいけません。それは大きな時間のロスになるので、図面をしっかり確認しながらミスが無いように作業を進めています。
「鉄は生き物」で、気温の変化により硬さが変わるので、夏と冬だと扱いが全然変わってくるのが難しくもあり、やりがいを感じる所でもあります。
嬉しかった事は、自分で工夫して製作時間が早くなった事です。私は1台ごとの作業時間を毎回計っているので、今までの製作時間より早く作れた時は嬉しい気持ちになります。製作時間が早くなったのは、部品を取りに行ったついでに、後で必要になる部品も一緒に持ってきたり、作業場所の工具や部品の置き場所を変えてみたり、小さな工夫を積み重ねたからだと思います。
メイキコウでは、「QC活動」や「創意工夫提案制度」など「考える事」の教育を大切にしているので、若手でも考えながら仕事をしているんですよ。

Q.学生時代はどう過ごしていましたか?就活でメイキコウを選んだ理由は?
私は小学3年生からずっと空手を続けていて、社会人になった今でも所属しています。あまり風邪などひかないのも、空手を続けて身体づくりができているからかもしれません。
学生時代で楽しかった授業は、家庭科の調理実習です。料理はあまりした事はありませんでしたが、色んな食材を使って調理する事で美味しい料理ができるのが嬉しかったです。今思えば、色んな部品から1つの製品を造る、モノづくりの嬉しさと共通している気がします。
就活は高校2年生の終わり頃、求人票のファイルがクラスに置かれるので、それを見て会社探しをしていました。メーカーである事や、先輩がいる事からメイキコウを選びました!
メイキコウの採用面接は緊張しててあまり覚えてないです(笑)。でも、怖かった印象は残っていないです。
Q.職場の雰囲気はどんな感じですか?
製造の仕事は、短時間で良い品質のものを造る事が大切です。私の担当場所では毎日製品を造る台数が決まっていて、計画通りに進めないと後工程に影響が出てしまいます。私自身、時には間に合わず残業になってしまいそうな日もありますが、その様な時は、一緒に働いている先輩たちがフォローしてくれて、就業時間までに間に合う様にしてくれて助かっています。
違う担当場所で働いている同じ高校の先輩なども気にしてくれて、声を掛けてくれます。これから私も経験を重ねて、後輩が入ってきた時はフォローしてあげられる先輩になっていたいです。

話しかけてくださる先輩がいて嬉しいです。
Q.残業や有給休暇について教えてください
忙しい時と余裕がある時に変動はありますが、最近だと月30時間くらいです。先輩方のフォローもあるので助かっています。有休は3割くらい取得しました。

この機械で溶接します!
Q.社会人になってから変化や成長したことはありますか?
クレーン運転士と、フォークリフト運転者の資格を取得しました!どちらの資格も数日間、研修先に行って講義を受けて資格を取得します。私が所属しているリフトグループでは、業務上色々な資格が必要になってきます。これからは半自動溶接技能者の資格を取得していく予定です。
あとは学生時代と使えるお金が違うことが大きな変化です。乗りたい車があるので、頑張って働いたお金で購入する予定です!今は休みの日に試乗をしたりしています。

マンガをよく読みます。グラップラー刃牙は、めちゃくちゃ面白いです!